iPhone始動開始!

 今週の火曜日についに手に入れたiPhoneだが、なんとずっと持ち歩いていなかった。その理由は………、例の美しい筐体のせいである。
 私が購入したのはBlack。光沢のある、非常に美しい背面である。ところが、触ると当然ながら指紋やら指の油やらが付着する。タッチ操作を基本とするiPhoneにとって、この指の油の付着は宿命である。
 購入したばかりのiPhoneは黒く美しく光っている。それが失われてしまう前にカバーを買わねばならぬと思い、ずっと購入時に付いている透明シートを付けたまま、大事に自宅の机の上に置いておいた。まあ、実はそれだけでなく、以前使っていた携帯電話(第2世代、J-Phone時代のもの)と操作体系が天と地ほどに違っているので、どう使っていいか分からずにいたというのが本音なのだが。
 意を決して、今日、ソフトバンクショップに赴き、シリコンゴムのジャケットを購入してきた。

 最初、別の商品(エアジャケット)を購入した。ホワイトのもので、これなら筐体をホワイトに見せかけることが出来るかな、と思ったのだ。しかし、帰宅した途端、猛烈に後悔した。背面のアップルマークが隠れてしまう。そして何より、どうせジャケットをかぶせるのだから、変に筐体に見せかけるよりもジャケットをかぶせていますというのがはっきり分かるほうがよい、と思い直した。Blackを買ったのだが、Whiteの筐体にもちょっと興味があったのだ。しかし、見せかけは良くない! という、変な信念に基づき、急きょショップに戻って上記の商品と交換してもらった。まったく、私には時々こういうことがある。自分の信念を忘れて、見た目に走ってしまうのだね。
 このジャケットの取り付けが難儀した。液晶に貼り付ける透明シートがあるのだが、これを貼り付ける時、やたらゴミが混入したり、気泡が入ったりして、20分ほど時間がかかった。そして、ジャケットをかぶせる。おおっ、ジャケットをかぶせていることがモロに分かってしまう。しかし、本体に傷をつけないためには、いたしかたあるまい。
 というわけで、ついにiPhoneを晴れて持ち出せるようになりました。あべたかさんが何と言おうと、私はiPhone派です。この美しい筐体と画面には何とも替え難いものがあります。もっとも、あべたかさんのように文字入力を第一義とは考えていませんので、私の場合はこれでいいのかな、と思います。