新クラス発表

 それらの会議の合間を縫って、本日正午、新クラスが発表された。すでに何十人もの生徒が見守る中、新クラスの名簿を渡り廊下のガラス窓に貼り付ける。とたんに「キャーッ」という黄色い声が上がったり、一緒のクラスで良かったと友達と喜んでいる姿がある。一方で、きっとこのクラス編成に落胆した者もいただろうね。断言するが、クラス替えは確かにストレスの原因だが、その代わり新たな可能性の広がりである。No problem! 「絶対、大丈夫だよ!」(^_^;)
 教務室に戻ると、いつも我々の所に押しかけてくる生徒たちが相変わらず押しかけていた。このクラスが良かった、だの、別々になっちゃっただの、かしましい。中には私のところに来て「先生のクラスが良かった〜」などと嬉しいことを言ってくれる。端から見たら、いったい我々はどんな指導をしているのかと疑われる光景だろう。でも、私としては、彼らにも事情があるのだと思う。この教務室にわざわざやってきては愚痴をこぼす生徒というのは、よほど何かを抱えているのだと思う。通常ならそんなことはしない。そう思うからこそ、無碍に追い払うことなく、できるだけ暖かく迎えてやっている。時に閉口するけれどね。
 今日は早めに(といっても5時半)外に出て、リーダー・レスポンスに使うA5ノートの調達に文房具屋へ行く。その途中で、今年文転する生徒に会う。私が担任をする生徒だ。「よろしくお願いします」とちゃんと挨拶をしていった。こんな生徒が大半なのですよ。誤解なきように。