新年度のスタート

 2009年度がスタートした。この年は3年生の担任である。前回の記憶からして、怒濤の1年間を送るであろうことは明白である。しかし、3年前とは違って、私自身の体力が落ちているからなぁ。無理をしないわけにはいかないのだが、しすぎないように注意しよう。
 さて、新しい3学年島への教務室のドアを開けたら、いきなり新任の方がおられてびっくりした。まあ、当然なのだが。実は、今まで本校ではこの当然のことがなかったのだ。例年、本校では教務室の新年度の配置換えを最初の職員会議の日の午後に行っていた。今年で言うと4月3日あたりである。しかし、それは同時に翌日の始業日の前日なのである(今年なら、土日が挟まって、少しは緩和されるが)。始業日前日の、ただでさえ忙しい時に何で教務室の配置換えという一大イベントを行わなければならないのだろうか。そもそも、新任者は通常、その日まで前任者の机に座っていた。しかし、その机は数日後には移動しなければならないのである。緊張と不安の中で、一刻も早く新しい環境に慣れ、自分のスタンスを確立したいと願っている新任者にとって、自分の席が確定しないまま数日を過ごすというのは、もういじめ以外の何者でもない。それを4年間ずーーーっと感じていたので、今回の教務室移動にあたって改善を要望した。それが実って、今回の日程となったのだ。
 大満足である。新任の方は1年間過ごすべき場所におられて、自分の席の環境を整えつつあるし、私も今日から新しい年度の準備をどんどん開始できた。また、机上の大改造を性懲りもなく続けて、使いやすさの飽くなき追求を続けることもできた。落ち着いてこの数日間を過ごせる。もう、大満足である。こうでなくっちゃ!