教務室の大移動を行った

 今日は教務室の大移動日である。それぞれの教員が新しい学年の島に移る。この時を機に、教務室内は大掃除&大片づけをするのだ。
 本来は今日の午後1時15分からのスタートである。しかし、もう今日の午前中からあちこちで後片付けが始まり、身辺がにわかに慌ただしくなってきた。私は後片付けは前日までにあらかた終えていたので、午前中は比較的余裕を持って過ごすことができた。しかし、周りがドタバタし始めたからね、非常に落ち着かない。
 食事をして帰ってきたところ、ほとんど臨戦態勢である。もはやこれまでと覚悟を決めて、移動を開始する。本校の教務室の移動は机の引き出しを抜いて、新しい場所の机に引き出しを入れる。机自体を動かすわけではない。しかし、皆が机上を片付け、引き出しを抜くと、掃除機をかける音が響いたり、LANケーブルや電源ケーブルを抜き始める。もうこうなったら大移動のスタートである。
 今回は机の配置そのものを大きく変更する。それを行うだけでなく、私がいた隣のロッカーの位置すらも変更する。今まで、何故だか10cmほど前に出ていたのだ。これを窓下にぴったりつくように設置し直す。これを行うのは今しかない。たまたま様子を見に来られた校長がまずは動き出し、我々はつられてロッカーの位置を変え、掃除機をかけ、設置し直した。これで少しは広く使えるだろう。
 移動した新3年生の島は、他の1、2年生と比べてややゆったりしている。今年だけ3年生は9クラス、1、2年生は10クラスという変則的なクラス数なのである。そのため、教員の配置にも3学年は余裕がある。しかし、これまでよりはロッカーの容積が半減し、私物を置くスペースが少なくなってしまった。これくらい置けるだろうと思って残していた本が半分以上置けない。仕方なく、自宅に持ち帰ることにした。
 すったもんだの大奮闘の結果、何とか新しい場所に落ち着くことができた。物の移動などでとてつもなく大汗をかいた。腰がふらつくほど疲れ果ててしまった。やれやれ。
 それでも、今までのように新年度が始まって最初の職員会議の日の午後にやるなんてそんなことにならなくてよかった。これで新年度の準備がゆっくりとできる。旧年度のことは旧年度中に終わらせるべきである。今年は実によい終わり方だった。