今年度最後のLHR

 今日は終業日。通常のSHRの時間帯からいきなりLHRが始まる。1年間、さまざまに時間を過ごしてきた2年7組とも実質今日がお別れ、である。
 じっくり別れを惜しみたいところだが、実はそんなに悠長なことをしていられない。さまざまな配布物がある。中でも、修学旅行のアルバムは思い出に残るものだね。通知表、模試の結果等を配布する。今回、我が7組は誰一人赤点を取ることもなく、全員が無傷で進級できることとなった。そう告げたら、生徒の方から拍手がわき起こった。いいねぇ、これが。これが7組の連帯感の表れだよ。突出した成果は残せなかったけれど、連帯感と安心感、これがこのクラスの特徴である。嬉しかった。
 そして、今年もクラス文集を作ったが、それを配る。表紙の色はクリーム色。昨年は薄青色、今年はクリーム色。私としては一応それぞれ1年生、2年生のイメージを表現してみたつもりである。生徒も熱心にページをめくっていた。よい思い出として残ると良いね。
 最後に、あらかじめ呼んでおいた写真屋にお願いして記念写真を撮る。昨年もやったけれど、写真屋が入ると何となくアットホームな感じが切れてしまって、あまりよくないなぁ。来年は写真屋ではなく、自分たちで撮ろうか。良い写真が撮れたかな。
 さて、私からの別れの言葉はシンプルである。「ありがとう。楽しかった。」もうこれだけである。7組の生徒には、素敵な時間を一緒に過ごさせてもらい、ただ感謝しかない。ありがとう。そして、さようなら、である。