評論の授業&「永訣の朝」の授業

 3組と4組での授業。3組は「である」ことと「する」ことの要約文作成の2時間目である。
 昨日の沈滞ムードを何とかするべく、今日はグループを組ませた後で、最初に5分ほど時間を取り、昨日書いていた要約文をグループ内で回覧させ、コメントをつけさせた。その後、次の要約文に取りかからせ、18分ほど時間を取る。そしてまた3分ほどの時間でグループ内での回覧を行わせた。そして3回目の要約文を書かせ、最後に3たびグループ内で回覧させた。このようにすることにより、要約文の作成も比較的スムースに、楽しそうな雰囲気の中で行うことが出来た。これが集団の力だね。グループ内での回覧で友達からどの程度のコメントをもらっていたのかは分からない。見たところ、あまりコメントを書き込むという姿は見られなかった。しかし、友人の要約文を読むということだけでも何らかの刺激は受けていたようだ。次の書きのサイクルでは集中度が上がっていたように思う。
 4組では「永訣の朝」の核心部分を、グループを組ませて確認をさせ、それを発表させながらまとめていった。(Ora Orade Shitori egumo)の箇所について、ドイツからの留学生にどう感じたか意見を聞いたところ、「最初、ラテン語のようだと思った」と答えてくれた。いやぁ、素晴らしい! まったく同感である。私もこの表記を見てラテン語のようだと思っていたのだ。その彼の発言をもとに、ぐいぐいと説明を進めていった。ちょっと今日は私自身の体調が今ひとつで、授業を自在にドライブすることは出来なかったなぁ。