「更級日記」の授業

 その古典である。8組と6組での授業。冒頭部分は終わり、今日から有名な源氏物語五十余巻をおばからもらう箇所へと入る。数研出版の教科書では「物語」と題されている箇所だ。
 この最初の部分はいきなりいろいろなことが出てくる。「を・に」の格助詞・接続助詞の区別から始まり、「慰む」の自動詞・他動詞の違い、敬語による主語の確認などなど、できる限り進む予定だったが、説明することがたくさんで、予定の半分くらいだったかな。しかも、あまりに説明することが多いので、それらを整理して説明することが出来ず、盛りだくさんの内容のまま生徒に紹介してしまった。生徒は消化不良を起こしただろうなぁ。
 しかもこの箇所を、他のクラスが取り上げる時に公開授業にしようと考えている。うーん、もう少し整理すべきなのと、公開授業の目玉をしっかり据えるべきだな。