センター・チャレンジ

 今日は2学年で「センター・チャレンジ」と題して、国語・数IA・数IIB・リスニング・英語の5つのセンター試験を授業時間を使って生徒に解かせた。生徒の中には塾等ですでに問題をやっている者もいたようだが、大半の生徒には「問題や解答を見ないように」と釘を刺しておいて、今日のチャレンジに臨ませた。まあ、本番とはほど遠い状況だし、いくら既習範囲とはいえ学習のまとめとマーク式の訓練を受けていない彼らだから、3年生とは比べ物にならない成績であるのは致し方ない。もちろん中には「おいおい。その点数は来年まで取っておけよ」と思うような高得点をあげた者もいる。でも、多くは「まだまだこれから」である。動機付け、意識付けとして有効であったろうね。
 我が国語科では、今回のセンターチャレンジに際して、センター試験の国語4分野を3人の教員で担当して「解説プリント」を作成した。まあ、生徒のためでもあるが、我々の力量アップのためでもある。私は古文を担当した。いやぁ、大変だった。問題文を口語訳するのだが、何しろ今回の問題文は和歌が3つ出てくるので、その和歌を地の分とスムースにつながるよう解釈するのが至難の業だった。3日間くらいかけて(もちろん、他の仕事をしながらですが)昨日に訳文を完成させ、解説を一気に書いて完成させた。他のお二人もそれぞれに解説を書いてくれたので、B4表裏印刷2枚分の「渾身の」解説が完成した。いやぁ、よかったよかった。でも、古文の訳文はかなり私の私的想像を入れて解釈したからなぁ、果たしてあんなもんで良かったのでしょうか?