「永訣の朝」の授業

 4組での2時間目の授業。このクラスでも他と同様にプリント作業を生徒たちに行わせる。まずは個人作業でプリントを解答するのを15分間行う。その後でグループを組ませ、グループ内で自分たちの解答を紹介し合って話し合いを行わせ、よりよい解答を選び、まとめさせる。
 昨日は9組で同じことを行ったのだが、大変に活発な話し合いが見られ、25分間くらいノン・ストップで話し続けていた。
 この4組は、普段はあまり反応が良くないクラスなのだが、今回はやはり非常に活発に話し合いをしていた。とても嬉しかったので、時間を分刻みで延長し、できるだけ彼らに話し合いをさせた。生徒たちは自分の意見を紹介しながら、時に笑ったり、時に友人を説得しようとしたりして、大いに話し合いを楽しんでいる風だった。もちろん、話し合いの内容のレベルはまだまだ低いだろうが、それでも自分たちで詩を解釈し、理解していく姿勢はとても大切だと思う。また、そうした理解の方がずっと記憶に残るだろう。