鴻門之会の授業

 7組と6組での授業。7組はテスト返し。そして、新しく入るところの音読をさせる。
 6組では残りの部分を口語訳させる。そして鴻門之会は終わった。この終わったところで群読のようにして音読練習をさせようかとも思っていたが、それは別の機会に回すことにした。また、「鴻門之会」をすべて白文にしたプリントを用意し、そこに句読点のみを入れさせる、という課題も考えた。もともとの漢文には句読点も入っていないだろう。それを先人たちが血のにじむ努力をして読みやすいように解釈し、句読点を付して、訓点をつけている。その先人たちの苦労を追体験することで、本文読解の再確認が出来るだろうと思ったのだ。だが、実際にはこの作業はさせなかった。他の同僚がもう漢文の範囲は終わりそうだという話を聞いたせいもあるし、句読点付けは意外に盛り上がらないのではないか、という予測も立ったからだ。でも、悪くない発想だけれどね。「鴻門之会」では長すぎるのか。もう少し短めの教材なら良いのかもしれないが。