『iPS細胞』
- 作者: 八代嘉美
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2008/07/15
- メディア: 新書
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生命科学の進展を半分以上の分量を使って振り返り、iPS細胞作成の成功と今後の展望を紹介する、という展開で、非常に分かりやすかった。新しい分野を紹介する手法として、模範となるものである。
こうした本などの文章を「評論文」として教材にすべきだね。段落のつながりも、文章展開も、非常にすっきりしていて捕らえやすい。評論の読解とはこうした文章ですべきである。教科書に載っている評論文はエッセイである。