「死にたまふ母」の授業

 3組と4組での授業。どちらも前回に引き続いてプリントによる解説の残りの部分をやる。今回は、解説をすべて終えた段階で、生徒に感想を書かせた。それも、教科書の「死にたまふ母」連作の中から心に残った2首を選び、感想を書く、というもの。1首だけだとすると選ぶのに恐ろしくエネルギーを使うだろう。そこで、2首選ばせることにした。
 3組は多くの生徒が提出してくれた。どれも良い感想揃いである。私の解説で、考えたこともなかったことが分かった、というものがいくつかあった。私も指導書の助けを借りているのだから、フェアじゃないね。生徒に指導書を見せて、その上での読み取りの対決をしてみたいものだ。