立会演説会

 今日は生徒会役員の立会演説会が行われた。我が2年生たちが会長や副会長に立候補する。今回は会長候補が2人、副会長候補が1人立候補した。すばらしい。
 さらにすばらしかったのはその演説である。正直言って、本校の立会演説会ではこれまでまともな演説を聴けないことが多かった。立候補者たちは残念ながらわざとふざけたような演説をごく短くして終わる、というものが非常に多かった。まあ聴けたものではなかった。まあ、会長・副会長はお飾りだから仕方がないか、とまで思っていた。
 しかし、今年の候補者も推薦者もスピーチは非常に立派だった。6人ともちゃんとまともなスピーチをしていた。これはすばらしいことだ。彼らはいつそうした力を身につけたのか、ちゃんと自分が話す内容をナンバリングして、それから話していた。素晴らしい! その中で、ようやくスピーチの内容で候補者を選ぶということができるようになった。会長候補の2人は、一人が現状改善のための具体的な方策を話していたのが良かったし、もう一人は学校への愛情と熱意とを良く訴えていた。どちらも素晴らしいものだった。
 推薦者のスピーチも大変素晴らしかった。これまでは茶化したような内容を短く語るのが常だったが、今回は違う。候補者の長所、今後への期待、等をきちんと話していた。いやぁ、何と素晴らしい者たちだろう!
 今年の演説会は、一国語科教師として大満足であった。演説会なのだから、政策で戦わなければね。