教育センターでの上司の祝賀会

 今日は夕方から、教育センターの時の上司で、今年退職された校長先生の退職祝賀会が行われた。私も世話人の一人となり、案内文書を作ったり、会計をしたりしていたので、この会にどっぷり浸かっていた。今日は土曜日なので、集会の聖書学び会が終わったあと、すぐに会場へ行って受付に参加した。
 この校長先生がセンター在職中に在籍していた旧職員に声をかけたところ、20数名の方々が集まってくれた。さすがは人徳である。この先生は豪放磊落というか、細かいことは気にしない(ような振りをしている)方だからか、実に多くの出席者が集まってくれた。私も、指導主事などという全く訳も分からない職務に飛び込んで、まさに右も左も分からない中で、この先生が上司であったおかげでずいぶん気持が楽になった。同じような思いを抱いている人は多いのだと思う。
 会は終始笑いで埋め尽くされた。先生との思い出を語る人は、もう笑わせることばかり。涙が出るほど笑った。そして、懐かしい元同僚との語らい。今は校長やら教頭やら教育委員会やらで活躍している人がほとんどである。私のようなぺーぺーは数人しかいない。まあ、私自身はそのことに何のわだかまりもありませんが。授業をやっているのが一番楽しい私にとって、管理職は最も魅力のない職種である。それでも、集まった方々はさすがに新潟県の教育を支える人々ばかり、楽しく時間を過ごすことができた。
 私には珍しく2次会まで突入する。まあ、何となく幹事であるから仕方がないが。そこでもさまざまな話を聞けて面白かった。隣では偶然県内の国語科の先生方が座っていて、懐かしいT先生にもお目にかかれた。いろいろなことがあるものだ。
 というわけで、祝賀会なのだが、参加した一人一人が個人的に大いに楽しめた会であった。このように堅苦しくないのが、良いよね。