山月記の授業

 3組での授業。このクラスは順調に進んできた。あと1時間を残して、今日で『山月記』本文の読解は終わった。
 第6段落から第7段落への読み取り。例の「今日のことは決して明かさないで欲しい」と李徴が言うその理由を考えさせ、そこからスムーズに「慟哭」の内容が導き出されてきた。
 そして第7段落の「咆哮」の内容も、本文全体を振り返ってすべての内容が生徒側から出てきた。彼らは良く読み取れている。
 さて、次は『山月記』における「月」の意味についてまとめることである。そして、ぜひ感想を書いてもらおう。どのように感じているか、楽しみだ。