山月記の授業

 4組と9組での授業。どちらもほぼ同じ、若干4組の方が進んでいる。どちらも第4段落の李徴の詩に対する執着の部分をまとめ、その後で第5段落の「臆病な自尊心と尊大な羞恥心」の説明に入る。
 自尊心・羞恥心の説明をした後、李徴が虎に変身するいきさつについて、本文の表現に沿いながら説明する。うーん、一番上手に説明できたかも。
 だけれど、本来はこれは生徒の仕事だよね。私がいかにうまく説明できても、生徒はその時は納得した気持になっても、国語の力は養われたとは言えない。やはり生徒自身が何かしら作業をすることによってのみ、国語の力は伸びていく。数学が問題演習をするように、英語が英会話をするように、国語は日本語を使って生徒に作業をさせなければ。