「すさまじきもの」の授業

 7組での授業。「すさまじきもの」の第2段落、第3段落部分を取り扱う。
 このクラスでは前回の教訓を生かして、「人のもとにわざと清げに書きて遣りつる文の返事、あやしう遅きと待つほどに」の部分で、「人」だけを取り上げて、この人が作者にとってどのような人物なのかを考えさせた。ちゃんと生徒は「好きな人」と答えられた。やっぱり、彼らの読解力を信頼した方がよいね。
 その後も順調に進む。第3段落となっている修験者の箇所も、最初に接続助詞「をにがどば」を使って文を区切らせ、主語が変わっていくことを注意させた上で、当時の治療行為について説明する。下手なイラストを黒板に描き、治療行為には「よりまし」がいるのだということを説明する。その後は、やや急いだが何とか第3段落を説明し終えた。
 残り時数はそんなに余裕がない。がんばらねば。