故事の授業

 6組での授業。昨日実施した群読風音読タイムレースを再び実施する。今日は部活動の大会が多く、公欠の生徒がかなりいた。そうかと思うと、昨日はいなかった生徒がいる。ということで、最初はもう一度練習からスタートし、次にタイムレースを行う。不思議なもので、昨日とは違うグループが先に読み終えた。その後で、クラス全体で一斉音読を行う。タイムレースを経験しているので、かなり早く読めるだろうと思い読んでみると、そのとおり早い早い。私が本校に勤務してからおそらく最も速いスピードで全員が読み切った。いやぁ、大したものだ。古典、特に漢文はすらすらと読めることがとても大切である。返り点やらに引っかかって考えながら読んでいるようでは、内容を読み取ることなどできない。その点で、これは非常に有効な方法だなと思った。
 その後は口語訳。生徒に少々長めに割り当てて次々に口語訳をさせる。また、必要な部分は説明を加える。一気に6割くらいまで訳せたろうか。後は晏子がどのように反論するかだ。