昨日の古典
昨日の7組の古典で、先日の新潟授業研究会で話題に出た方法を少し試してみた。音読のやり方にさらにヴァリエーションを加えてみたのである。
私は通常、初めての文章の場合、最初の個人で音読練習をさせ、その後で隣同士で組になり音読の確認をし合い、次に全体で読むという手順を踏む。その全体音読の代わりに群読っぽい方法を試してみた。
- 4人または3人のグループを組ませる
- それぞれのグループのメンバーを①〜④または③と割り振る
- 文章(今回は漢文)の1文ずつを次の組み合わせで声を合わせて読む
- ①+② → ②+③ → ③+④ → ④+① → ①+② →
- 3人の場合は、③+① で繰り返す
- 1回練習させた後、どのグループが一番早く読み終えるかスピードレースをする
いやぁ、彼らは集中してくれた。最近2人組になっての音読の後、全体音読に切り替わる時に少し沈滞感を感じていたのだが、それが一掃された感じだ。
授業研究会では、こうして音読をしてシンクロするとグループ内の結束がぐんと高まる、という報告がなされた。なるほどと思う。この方法でグループをまとめ上げるといいね。