高教研理事会

 図書館部会として高教研理事会に出席した。会議では決算や予算が議題となり承認されていった。その中で、高教研の加入者数が減少していることが再三取り上げられ、話題となった。いろいろ考え方はあるだろうが、ともかくも身近に自分の教科や分掌に関する研究団体があり、それに加入できる状況が整えられているのだから、教員は積極的に加入すべきだと思う。会費も安いしね。私の所属している学会の会費はもっと高いぞ。
 また高教研の各部会側としても、もっと魅力のある研究会を計画していって欲しい。問題の検討会ばかりでは、ちょっと寂しいのではないかな。問題作りは確かに教員の力量を向上させるが、もっと教え方そのものを学ぶような研究会や講演があってもいいと思う。高校教師は教育学部を出ていない者が多い。だから教え方の科学をあまり知らない。でも、それの存在を知ることにより、目から鱗が落ちるような教員はたくさん出るだろうと思うのだけれどね。