読書レポート用の本は…

 今年も読書レポートを生徒に書かせる予定である。しかし、まだドタバタしている最中であり、読書レポートをなかなか再開できないでいる。
 もう一つの停滞する理由は課題図書がなかなか見つからない、ということだ。昨年の10冊前後の課題図書は全て私が紹介した。おかげで私自身のストックが少々底をつきつつある。新たな課題図書として生徒に読ませたい本をいろいろと探しているところだ。
 そんな中、学研の営業の方が見えられた。この方は私に小論文関係の情報をいつも与えてくれる。非常にありがたい存在である。その学研の進路研究雑誌で紹介されていた本はなかなか良いかも知れない。

高校生のための哲学入門 (ちくま新書)

高校生のための哲学入門 (ちくま新書)

 哲学を親しませるということよりも、哲学的思考に慣れさせたいと思っている。そのために、この本が役立ってくれたら嬉しいなぁ。自分で1冊取り寄せ、中身を確認することにしよう。

グレン・グールド
 NHK教育の火曜日午後10時25分から「知るを楽しむ」という番組をやっている。今年の5月はそのテーマが「グレン・グールド」である。今週の番組を観た。グールドの、最初のゴールドベルクの録音について紹介していた。神話の始まり、である。その番組のテキストを手に入れた。グールドについてはかなりのことを知っているはずの私だが、やはりこうした一般向けのテキストは分かりやすい。そしてグールドの特異性、魅力について再確認させてくれる。なかなか良い番組だ。