伊勢物語の授業

 今日は3コマ全てが古典の授業。8組、6組、7組であった。そのどれもが進度はバラバラである。こんなことってあるのかな。
 8組は実は今日が試験前最後の授業なのだが、他の先生から1コマいただいたので、今日は比較的ゆっくりと進むことができた。「渚の院」にある6カ所の「なむ」の識別をさせ、その後に全体を3段落に分ける。そして口語訳と和歌の解釈へ進む。説明はだいぶ割愛して、とにかく前に進むことを心がけた。一応第1段落は終えた。これではまだ足りないということが、次の授業で分かることになる。
 6組での授業。ここは試験前最後である。にもかかわらず、「渚の院」の第1段落がまだ終わりきっていないところからスタートする。その前に単語テストをする。あとはもう時間がないので、2段落・3段落と全て私が解説してとにかく終わらせる。疲れた。終わらないのではないかと思った。最後はかなりぎりぎりで、何度か最後まで説明しきることができた。
 7組は残り時数が非常に余裕がある。今日も含めて残り3時間もある。それでいて「渚の院」の音読は終わり、「なむ」の識別法についての説明も終えている。そこで今日は6カ所の「なむ」の識別を確認させ、全体が3段落になることを確認させ、口語訳を生徒に訳させながら進めていく。第1段落が終わった。でも、来週まだ2時間ある。余裕で進むことができる。
 カレンダーのマジックとはいえ、3クラスの進度がこうも異なっているのはどういうものだろう。6組と7組とでは総時数はそんなに変わりはない。8組は1コマほど少ないかな。それでもこの進度の違いである。私自身が対応するのがなかなか難しい。