海賊船もあったぞ

山の下みなとランドへ

 連休の最終日。普段、なかなかどこへも連れて行けない子どもたちをせめてこの連休の時くらいは連れて行きたいと思っていた。今回は妻が体調を崩し、遠出はできない。どこか近場で良い所はないかと思っていた。最近息子が野球にはまってきて、バッティングセンターも良いなと思った。でも、今日は昨日とうってかわって快晴の天気。屋内ではなく外で思い切り遊ばせてやりたいものである。あれやこれや候補地を探したあげく、妻が思い出したのがこの「山の下みなとランド」である。新潟市信濃川河口にあるみなとトンネルの排気口は大きなタワーになっており、河口の左右にそれぞれ一つずつある。その内の一つ山の下側のタワーの下に昨年公園が作られた。よし、ここにしようということで妻を置いて4人で出かける。
 2時半過ぎに到着して子どもたちを自由に遊ばせた。この公園がなかなかすごい。そんなに広くはないのだが、遊具がたくさんあるのだ。海賊船を模した大きな遊具を中心に、各種の滑り台やら螺旋階段やら綱渡りやらが集まっている複合遊具がある。圧巻は6メートルの高さからの長〜い滑り台。他にバスケット状のブランコやターザンロープやらがある。いやぁ、これは聞きしにまさる遊具の多さである。
 一番下の娘はまだ少し危ないので、終始私がついてやる。ということで、私も娘と同じだけの、あるいはそれ以上の運動をしたわけだ。いやぁ、楽しかった。娘と一緒に動き回り、彼女の世話やら介助やらをしながらなのに、十分楽しめた。まして、息子たちの喜びようはない。1回休憩を入れた後はまたひたすら遊ばせる。驚くべきことは、4歳の娘もすべての遊具にほぼ自力で乗れることだ。最初は怖がっていた滑り台も、2回目には自ら進んで滑るようになった。しまいには、「わたし一人でやる!」と言って、私を後ろに従えて自分で滑っていった。ターザンロープも、それにつながるバランス感覚が必要な遊具もどんどん自分で乗っていく。大したものである。4歳だといって侮ってはならない。最後に、長蛇の列が続いていたバスケットブランコに子どもたちを乗せて終わり。帰宅したら5時半を過ぎていた。たっぷり3時間、十分遊べました。大満足であった。

おにぎり作り

 その公園に行く前に、今日の昼食は私がおにぎりを握ってやる。妻は家の片づけをしているし、子どもたちは勝手に遊んでいる。仕方なく、私がおにぎりを握ってやった。私が食事を作るというのはきわめてまれである。あまり食事作りは好きではない。料理は始めてしまうと面白いのだけれど、自分で積極的に作ろうという気にはなかなかならない。しかも、おにぎりなんていったいいつ作っただろうという気がするほど久しぶりだ。「みそおにぎり」という、白米のおにぎりにみそを塗りつけたものは時々作るけれど、中にたらこを入れて海苔で包んで、というものは久しぶりだ。それでも思い立ったら実行!ということで、作ってみた。娘が一人だけ手伝いに来てくれた。といっても、応援してくれるだけだけれど。
 何だかんだで全部で12個くらい作ったかな。結果的には少々作り過ぎだったが、家族のみなに喜んで食べてもらえた。まあ、私が作るのなんて本当に珍しいし、おにぎりはみんなが好きだし、ということで喜んだのだろうね。いやはや珍しいことをしたものだ。


 今年の4連休は本当に子どもたちの世話をよく見たなぁ。私には珍しいことである。妻の体調の悪さが私にこのような行動を起こさせるとは、ちょっと自分でも驚きである。