加藤周一の文章の授業

 3組での授業。歯科検診のため、最初の10分間くらいは生徒が揃わない。そこで、まるまる読書の時間とした。いやぁ、充実していましたねぇ。10分間というのがこんなに濃密な読書の時間を作り出すとは思わなかった。本の世界にどっぷり浸ることができました。やはり5分間じゃ短いのかな。
 今日は本文の読解をどんどん進めていく。第1段の残りを、配布してあるプリントをもとに次々確認していき、さらに第2段に入る。私としては、イマジネーションが広がっていって、用意した問題の答えだけでなく、いろいろなことを話すことができ、満足できた。だが、生徒は何人かが居眠りしていた。今年は居眠りを許さないつもりなので、机に突っ伏している者を中心に指名していく。部活の朝練等で疲れているのは分かるが、2限目から眠るとは理解できない。
 私は、現代文では生徒の論理的思考力を鍛えるためのプログラムを用意しているつもりだ。彼らにはぜひこれらの課題をクリアして欲しい。よって、居眠りは許さない。これが今年の目標である。