伊勢物語の授業

 8組での授業。理系・理数科は文系と比べて、前期の間は授業時数が1コマ少ない。そのせいか、8組はほかの2クラスよりちょうど1コマ分遅れている。今日、「初冠」の残りの部分を説明し終わり、まとめのプリントを配ってちょうど終わった。古文単語テストも始まったしね。2週間かかった課題テストも返したので、実質の授業時間は15分ほど少ないだろうけれど。
 今年も現代文・古典ともそれぞれ3クラスずつ受け持っている。つまり、同じことを3回話すわけだ。私の場合、最初の1回目の方が良い授業ができることが多い。でも、今回に限って言えば、3回目が一番良かったかな。ようやく落ち着いて、授業をする自分を突き放して見る自分を意識しつつ、授業をすることができるようになった。人間は不思議な者で、このように自分を第三者的に考える視点を持つことができる。授業でもそれがあると非常によい授業ができる。自分をコントロールする自分ですね。