漢文入門の授業

 今日は他に9組の古典、2組の現代文の授業があった。
 9組の古典は漢文入門。動詞活用小テストの後、「格言・成句」を読み進める。まず、生徒に音読させ、練習をさせる。その後、最初の4つの格言を、生徒に指名して漢文と書き下し文とを板書させる。私はそこに説明を加えていく、というやり方にしてみた。最初の4つくらいならいいだろうね。説明が少ないので。しかし、これ以降は少々難しいかも知れない。説明事項がずっと多くなる。
 「天高、馬肥。」では、日本語の「天高く、馬肥える秋」の意味を確認した後、何故肥えるのは「馬」なのか、と生徒に問いかけた。生徒の方から、騎馬兵の馬だと声が上がった。うーん、さすがだねぇ。そこで、中国でのこの成句の意味を説明した。
 後は「鬼と出会うより返れ」の説明、そして、「ヲ・ニ・ト・ヨリ」がなくても返る返読文字の説明などをした。大体、予定通りの展開である。
 残り時数を考えると、この「格言・成句」も早めに終わらなければならない。次の1時間で、残りの10数個を説明できるかな?