進路懇談会開催

 この春卒業生を出した学年団、つまり我々のことを新潟高校では通称4学年団と言う。その心は……、浪人生を抱えているからだよ、浪人生諸君!
 その4学年団が昨年いかに生徒たちを指導したか、そのノウハウやら経験談を語り、現担任団に伝えるという進路懇談会が今日の午後に開催された。我々も昨年のこの時期に、卒業生を出した学年から様々に話を聞き、大変に有効であった。私はその時に話されたことをメモし、生徒たちに伝えるとともに、自分自身の指導方針の修正をしたものだ。
 そうした恩義のある会だから、今回もできるだけお役に立ちたいと気合いを入れて懇談会に臨んだ。結果は……、まあ少しは参考になればありがたいな、というところである。何しろ我々4学年団は文系の担任4名中2名が転出してしまった。そこで文系に関する情報が不足していた。そのため文系の担任にとってはあまり有益な情報を得ることができなかっただろう。話はどうしても医学部対応が中心になってしまったのだ。また、我々自身も打ち合わせをせずに望んだため、話題提供も場当たり的なものになってしまった。それぞれの担任はそれぞれの指導事例やらそこから得た情報を持っている。それをもっとまとめた形で提供できたはずである。残念ながらそこまでまとめることはできなかった。これは我々4学年団全員の責任である。
 今年の会はあまり有益とは言えなかったかも知れない。その分、個々に質問してくれればありがたい。ただ、3年担任にはいちいち質問をしている時間もなくなるのだけれどね。