説話の授業

 説話の授業もいよいよ大詰め。小中間考査を目前にして、残り時数もわずかになってきた。
 今日は4組、1組、9組で授業があった。どのクラスも説話の説明を終え、動詞の活用の説明と演習に入る。どのクラスも時間配分が非常に気になるところである。
 そこで、苦しい時こそグループ学習である。特に今回のような、分かってしまえば単純な活用表の作成などは、アドバイスをしてくれる者が大勢いたほうがいい。しかも、身近にいたほうがいい。そこで、どのクラスでも4人ずつのグループを組ませ、問題演習の部分では友人たちと相談したり教えあったりしながら演習をこなすよう指示した。これが大成功。1組は元々固い雰囲気のクラスで、なかなか全体がなじめなかった。しかし4組と9組は非常にノリの良いクラスで、グループで話し合わせるとお互いに教えあったり聞きあったりして、次々に作業が捗っていく。おかげで4組、9組では正格活用の説明を終え、「尼、地蔵を見奉ること」の文章にある動詞の活用表作成までこぎ着けた。特に9組は今日が試験前最後の時間だったので、何とか間に合った。1組は雰囲気が固く、説明もまだ途中だ。来週の1時間に全てをかけなければならない。
 生徒たちが生き生きと活動しているのを見るのは楽しい。彼らの頭がフル回転しながら学習が進んでいるのが目に見えるようだ。いい生徒たちである。