説話の授業

 今日は4組と9組での授業。4組は今日を入れて残り3時間なので、余裕で授業を進める。無事、「尼、地蔵を見奉ること」の口語訳、解説が終わった。私は今回は動詞の活用の説明と練習を一番最後に回しているので、ようやくその説明に入る。用意したプリントを少し説明しかけたところで終わった。後2時間。余裕で説明できる。
 困ったのが9組である。今日を入れて残り2時間。口語訳はほとんど終わっていたので、若干の説明を加えてから、今日は動詞の活用の説明に入ることにしていた。ところが、文章の解説に思ったより時間がかかったのか、それとも折から鳴り出した雷のせいか(?)、正格活用の説明をし始めてからどんどん時間が過ぎて行く。気がつけばキ〜ンコ〜ンカ〜ン。おいおい、まだ下二段活用の説明が終わりきっていないじゃないか。本当は四段、上二段、下二段の説明を終え、練習プリントまで進む予定だった。結局、本来の予定の半分も進んでいない。それなのに、残り時数は明日の一時間のみである。大ピンチである。うーん、まいった。こりゃ、奥の手を使って、来週もう1時間古典を増やさざるを得ないかな。
 そうすると、明日の1組の授業も危ない。1組は今日の9組よりさらに遅れているのに、残り時数は同じなのだ。どうやら授業の進め方を間違えてしまったらしい。動詞の活用の説明はもっと前から少しずつやっておくべきだったな。そして、小テスト等で記憶を強化させながら、文章の説明をする、という進め方の方がよかった。失敗したが、後の祭り。何とか残り時間でできる最大限のことをやっておこう。