生徒面談開始

 特編期間の放課後は生徒との面談をするために充てられる。昨日から面談を始めているが、さすがに3年生のこの時期である。一人にかける時間が昨年の倍以上はかかる。ちょうど模擬試験を二つ終え、その結果を踏まえながら今後の勉強の方法について、あるいは志望校選択について、アドバイスをしたり生徒の状態を確認したりしている。家内によれば、高校生にそんなに時間をかけて話をする必要はない、ということになってしまうだろう。しかし、一つには生徒理解のために必要なことだ。一人一人の生徒が何を考え、今どのような状態であるのかを確認するのは必要なことだ。もう一つには、担任とのコミュニケーションの増強ということもあるだろう。確かに高校3年生でいい加減大人だ。しかも新潟高校生は自分で十分現状を把握し、自己管理できる。それでも不安はあるし、自分のことを話を聞いてくれる存在を求めているだろう。そうした存在に担任が少しでもなることができれば、それは大切なことではないだろうか。
 というわけで、僕は今までは生徒面談は非常に淡泊な方だったのだが、今回は結構ディープである。