漢文の授業

 昨日より午後は青陵祭準備となり、授業は午前中3時間のみ。今日は8組の古典である。8組は前期中間までの残り時間が少な目である。しかし、今回の漢文教材は『列子』より「愚公移山」であり、これが実に分かりやすくて口語訳がたやすい。残り時数の少ないクラスにとっては助かることだ。
 まず本文の読みを確認させ、一人ずつ指名して一文ずつ読ませる。その後、同じように一人一文ずつを割り当てて口語訳させる。こちらがコメントを挟むべき箇所は数カ所しかないため大変テンポ良く進み、教科書3ページ分のうち2ページが終わった。
 もっともこの文章は意味を取った後でその寓意を考えるところが要なので、そこが勝負だ。とはいってもそんなに難しい寓意ではないので、おそらく次の時間で終わるだろう。非常によい。たまにはこれくらい早く一つの教材が終わるのもいい。