「師説」の授業

 8組での3時間目。第3段を中心に訳していく。この箇所は句法的なものはあまり少なく、文章の論理展開に注意して理解することが中心だ。その際、漢文独特の凝縮された表現をいかに一般的なレベルまで解きほぐして理解していくかということが重要になる。いろいろ説明していったが、生徒にはまだまだ難しかったようだ。学級日誌に古典が分かりやすいと書いてくれた生徒がいる。私の動きが面白いのだそうな。動きでも何でもいいから、古典(または現代文)に興味を持ってくれればいい。
 10組でも同じ箇所を扱った。こちらは説明が2回目になるだけに、8組よりはもう少しこなれた説明ができた。
 残りは4、5段落である。これを1時間で終わらせる。でも、大丈夫であろう。最後は本文の記述から、韓愈の置かれた当時の状況について類推させてみようか。