「夕顔」の授業

 1組での「夕顔」の授業。切りの良いところで一旦止めて、漢文に行く予定である。今日は何とかその切りの良いところまで行くつもりだったのだが、これまた60分授業に阻まれて、少し残ってしまった。
 今日は源氏と夕顔との和歌のやりとりが中心の箇所なので、和歌を生徒になるべく訳させるようにする。今までは和歌の部分は解説が多かったので、私がほとんど訳していた。しかし、今回からは生徒になるべく訳させるようにした。何事も練習である。
 和歌の表面上の意味だけでも、生徒に読み取らせたいと思っていた。だが、まだまだ不十分である。どうしてだろう。和歌となると思考停止してしまうのかな。地の文と同じ、まずは文法を武器に訳していき、それから深い意味を考えると良いと思うのだが。