教員評価始まる

 県の方針により、教員評価が今年から試行される、とのことだ。要するに、教員一人一人が今年1年間の目標と計画を定め、それを評価して、来年度以降に生かす、というものだ。一般企業ならとうの昔から実施されていることだろうが、今までそれを経験したことのない学校現場では反発は大きいだろうなぁ。
 教員の仕事などは、毎年計画と反省の連続だ。計画をしなければ授業ができないし、その中で様々なことを工夫し、実践している。うまくいけば良いが、失敗する場合はがっくりくる。その繰り返しである。今回の教員評価は、そのサイクルを自覚的にし、文章化して具体的にするものである。やっていることは一緒なのだが、具体化するための労力はかかる。まあ、そうでもしない限り、反省を次年度に生かす、ということは起こらないのだが。