生徒個人面談

 生徒の個人面談を再開した。応援練習で昼休みが使えないため、放課後に行う。
 その中で、高校の教員を志望している者がいた。他の学部に行くべきか、教育学部に行くべきかで悩んでいたようなので、教員になる気持ちが強いのならば教育学部がよいのではないか、と勧めた。
 これは私の反省による。私は学部を卒業したわけだが(そもそも教員になろうとは思わなかったが)、いざ教員になってみると「教育学」の知識の必要性を痛感する。高校であれば専門性が必要になるのはもちろんなのだが、教育の本質についての理解はぜひとも必要である。しかし、よほどの機会に恵まれなければ、高校教師がその必要性に目覚めることは少ない。だって、専門をやっていた方が楽しいし、楽だから。だが、教育学も取り組んでみるとその奥深さに気づくのだけれど。
 というわけで、教育学部がいいのじゃないかな。もちろん、他の道も良いけれど。ともかくはいろいろ調べることだ。