「先生はどうして8組なんですか?」

 昨年担任していた生徒から、上のような質問を受けた。この生徒は、昨年私が担任したことを非常に喜んでくれていた生徒であり、残念ながら今年は受け持つことができなかった者だ。内心嬉しい質問だが、切ない質問でもある。できることなら昨年のクラスをそのまま持ち上がりたかった。まあ、今の8組も私個人としては好きになれそうで、嬉しいのだけれど。