2005年度の終わり

今年は非常に区切りよく、今週の終わりが2005年度の終わりでもある。転勤していく人のご挨拶、閉課程となる通信制からの最後の物品運び出し、それらの合間に自分の持ち物の整理をする。何しろ本校は年度初めに学年全体が移動するから、周辺を整理しておかないと引っ越しできないのだ。でも、実に多くの物をため込んでいたものだ。要らなくなった資料をシュレッダーにかけ(これは以前からやっていた)、今年度の授業資料を整理して綴じ込み(といっても山の中から引っ張り出して綴じ込んだだけ)、問題集やらを棚に戻し、自分の本を段ボールに詰めた。このようにして自分の持ち物をようやく3つの段ボール箱と机上の本立てと引き出しの中のものくらいにすることができた。これで最小限の労力で引っ越しできるだろう。これらの箱からまた取り出す時が大変だけれど。
2005年度は途中参加の2学年担任となり、2年1組の生徒たちと一緒にあれやらこれやらやって来た。僕の22年間の教員生活の中でも印象深い年となった。何しろ担任稼業なんてものすごく久しぶりだったし、途中参加の担任は初めての経験だ。色々なことをその場その場で判断して、何とか乗り切ってきた感じだ。その間、生徒たちには多く助けられた。彼等のような能力の高い生徒たちだからこそ、この年を過ごすことができたのだろう。嬉しく、ありがたいことである。


さて、明日からは新しい年度の始まりだ。新潟高校での初めての3学年担任、そして初めて3年生を教える。来年度もまた新しいことの連続だけれど、生徒たちと一緒に乗り切っていけるだろう。