小論文の清書

古典のクラスで小論文の清書を書かせているが、その最後のクラスが我がクラスであった。ここでは比較的早めに書き終えた者が多かった。そこで同時に配ったアンケートも回収してみた。
それを読むと、古文単語の小テストを行ったために単語のニュアンスが分かるようになったとか、「をにがどば」で区切ることの良さを指摘してくれたりしていた。一方、あまりに受験対策の方向に流れている授業に対する批判もあり、その通りだろうと思う。しかし、これは今後古典を読むための基礎作りをしているのだと考えれば、ある程度は説明がつくのではないかなぁ。そして、高校での古典の授業とは一種の知的ゲームのようなものだと思う。ルールに基づき、ツールを使って得体の知れないものを分析する。そんな頭の使い方の訓練をしているのだと思うのだが、どうだろうか。


さて、いよいよ明日で授業は終わり。1年の締めくくりである。