和歌の授業

今日より特別編成授業である。今日は4時間。そのうち、私は古典が1クラスあった。
終業日までの日程で、古典は各クラス2時間しかない。しかもそのうち1時間は後述する小論文指導に充てる。したがって、正味1時間しかない授業で取り扱おうとするのは、懸案になっていた和歌である。
伊勢物語の「梓弓」の段を教材にし、まず問題を解かせた後、その中にある4首の和歌を中心に説明をする。まずは、初めての古文を読む際の読み方を再確認させ、そして大まかな意味を取る。その後で和歌の説明、特に和歌の主題のつかみ方と和歌の修辞法について説明する。
生徒は、期末試験後の授業であり、また用意した設問がかなり内容について説明を受けなければ分からないようなものだったため、十分に手をつけられない者が多かった。まあ、その後の説明は、手前味噌だが理解してくれたのではないかと思う。次回にはアンケートをしようか。