「平家物語」の授業5の2

変なヴァージョン番号ですみません。昨日までの進度とそれほど大差はないので、こうしました。


今日は2クラス。第2段落の巴御前との惜別の場面に入る。教科書収載の「木曾の最期」の前の部分、さらにその前の河原合戦の一部をプリントして生徒に配り、木曾義仲が今井四郎兼平と離ればなれになってしまったことを嘆く場面と、巴御前の勇壮な女武者ぶりが紹介されている部分と、義仲と兼平が再会する場面を読んで、傍線を引かせた。また、巴が義仲の乳母子であるという説もあることを紹介した。第2段落の巴御前と義仲の関係をよりよく理解させるためである。
まずは文法の確認をする。助詞・助動詞の確認、難しい部分の品詞分解、敬語の確認などをする。敬語について要点をまとめたプリントを作成し、配布した。特に、第3段落に入ると、本動詞か補助動詞か区別しにくいだろうと思われるからだ。そして、口語訳を進めていく。巴が「あつぱれ。よかろう敵がな。」という場面まで進んだ。