「平家物語」の授業3

今日は古典3クラス。祇園精舎の暗誦は着々と進んでいる。今朝は通勤途中に生徒に捕まり、暗誦を聞かせられた。120人中半数近くが私のところに暗誦を聞かせに来ている。これも、来週いっぱいが最終締切としよう。最期まで言いに来ない者も出るだろうが。


「木曾の最期」に入る。段落ごとに作成したプリントを配布し、まずは音便の確認をする。生徒に音便と思われる箇所を指摘させる。こんなことにもクラスに差が出るのは面白いことだ。


平家物語の授業を続けながら、漢文の素読をさせる。副教材として与えてある「史記十八史略」から「管鮑之交」を読む。生徒に一文ずつどんどん読ませて読みを確認し、後で概略を伝える。こうしたことを2週間に1回くらいのペースで続けていく。期末考査までにはせめて3編くらいは読ませたい。