2009-10-23から1日間の記事一覧

「虚ろなまなざし」の授業

9組での授業。読解プリントをどんどんこなしていく。生徒に解くための時間を与え、その上で解答を確認しつつ、論理の展開を追っていく。そして、必要な部分を補いつつ、前半の最後の部分に向かっていった。 今日の一番重要な部分は、「南北構造を固定化する…

「浮舟」の授業

4組での授業。浮舟の2首の和歌の部分からスタートする。2つの歌とその間に挟まれた地の文とを黒板に板書し、その流れを理解させて、誦経の鐘の音を浮舟がどんな気持ちで聞いていたかや、最初の歌に籠められた浮舟の切ない思いなどを理解させる。 その話の…

「柏木」の授業

7組での授業。第4段落の、源氏が薫を自分の子どもの夕霧の幼い頃や明石の中宮の産んだ皇子たちと比べて似ていないと気づく場面から始まり、源氏が亡き柏木のことを思って涙を流すところまで進む。白楽天の漢詩を口ずさむ箇所の手前である。 源氏が柏木のこ…